口腔内環境について
ワンちゃんネコちゃんのお口、臭くありませんか?
お口の中の唾液には食べ物の消化を助ける働きのほか、お口の細菌を洗い流す働きもあります。唾液の分泌量には個体差がありますので、生まれつき唾液が少ない子は細菌を洗い流す働きが完全にできず、お口の中で細菌が繁殖してしまいます。ワンちゃんネコちゃんは自分で歯を磨くことができませんので、徐々にお口が臭ってくる、痛がって固いものが食べられない、こういった症状でオーナー様が気づいて来院、というケースが多いようです。2歳齢以上になると90%以上のワンちゃんやネコちゃんたちがお口の病気を抱えているとも言われます。
お口の中の唾液には食べ物の消化を助ける働きのほか、お口の細菌を洗い流す働きもあります。唾液の分泌量には個体差がありますので、生まれつき唾液が少ない子は細菌を洗い流す働きが完全にできず、お口の中で細菌が繁殖してしまいます。ワンちゃんネコちゃんは自分で歯を磨くことができませんので、徐々にお口が臭ってくる、痛がって固いものが食べられない、こういった症状でオーナー様が気づいて来院、というケースが多いようです。2歳齢以上になると90%以上のワンちゃんやネコちゃんたちがお口の病気を抱えているとも言われます。
歯石除去について
歯の表面に見える歯石だけでなく、歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に入り込んだ歯石や、歯ぐきの奥に入り込んだ歯石を取り除くことが大切です。 当院では、まず超音波スケーラーで歯の表面、裏側、歯周ポケットの歯石をきれいに取り除き、その後ポリッシャーという歯科用の研磨剤で歯の表面を磨き上げます。出血が多かったり抜歯した場合は、消毒剤を塗布します。
おうちでの管理
歯石除去をした後でも、数日で歯石の沈着は始まってしまいます。できるならば歯磨きの習慣をつけたいところですが、できないようならばお口の中に入れるだけで歯石の付着防止効果のあるサプリメントやデンタルガムを定期的に使って、お口をきれいに保ちましょう。